鉄道のポイント・分岐器を動かして見る
列車が直進するのか、別の線路へ入るのか。ポイントが切り替わる仕組みを、簡略図を動かしながら確認できます。
ポイント切替シミュレーター
下のボタンで「直進」と「分岐」を切り替えられます。実物を理解するための簡略図です。
列車がまっすぐ進める側にポイントを合わせた状態を、簡略化して表示しています。
※ 図は仕組みを理解するための模式図です。実際の分岐器は形式・線形・転換装置などによって構造が異なります。
「ポイント」「分岐器」「転てつ機」は何が違う?
似た言葉ですが、指している範囲が少し違います。
分岐器
1本の線路から別の線路へ列車を分けるための線路設備全体を指す言葉です。
ポイント
分岐器のうち、線路を左右へ切り替える部分を指します。
転てつ機
ポイントを動かして進路を切り替え、所定の位置に保持するための装置です。
配線を見ると、駅の役割が見えてくる
ホームだけでなく、線路のつながり方を見ると、その駅で何ができるのかがわかりやすくなります。
分岐
本線から別の線路へ進路を分ける基本形です。駅・車庫・待避線など、さまざまな場所で使われます。
線路間の移動
隣り合う線路へ列車を移す配線を見ると、折り返しや入出庫の動きが想像しやすくなります。
留置・折り返し
本線の横に線路が増えると、留置や折り返しなど、その駅ならではの運用が見えてきます。
この線路は何のため? 配線を見分ける
駅や車両基地でよく見る配線を、役割ごとに見比べられます。図は構造を理解するための模式図です。
並行する2本の線路の間を列車が移れるようにする配線。折り返しや入出庫などで使われます。
- 隣の線路へ移る
- 折り返し・進路変更
2組の渡り線を重ねたような配線で、限られた長さの中で両方向の線路間移動を行いやすくします。
- 4組の分岐器
- 中央に交差部
線路が交差する部分に分岐機能を組み合わせ、交差しながら別の線路へ進める進路も持たせた特殊な分岐器です。
- 交差部を利用
- 複数の進路をまとめる
列車が本線から外れて待ち、後続の速い列車などを先に通せるようにする線路です。
- 優等列車の通過待ち
- 列車間隔の調整
列車や車両をいったん奥まで引き上げ、進行方向を変えて別の線路へ入れるときなどに使われます。
- 入換作業
- 折り返しのための進路確保
営業運転をしていない車両などを一時的に留置する線路。駅構内や車両基地に複数本並ぶことがあります。
- 車両の留置
- 翌日の運用準備
駅を見るときは「ホームの数」だけでなく、どこに渡り線があるか、どこで折り返せるか、どの線路から車庫へ入れるかまで見ると、その駅の運転上の役割が見えてきます。
この線路なら、列車はどう動く?
ポイントや配線の形を見て、列車の進路や線路の役割を当ててみましょう。
ポイントが「分岐側」に切り替わっています。左から来た列車はどこへ進む?
並行する2本の線路の間を、列車が移るための配線はどれ?
普通列車がいったん外れて、後ろから来た速い列車を先に通すときに使う線路は?
折り返しや入換で、列車をいったん奥まで進ませて方向を変えるための線路は?
営業運転をしていない車両を、一時的に並べて置いておく線路は?
※ クイズの図も実在駅を表したものではなく、線路設備の基本を理解するための模式図です。
駅ごとの配線も、確認できたものから図鑑化
番線だけではなく、渡り線・留置線・折り返し・車庫への分岐なども含めて、正確に確認できた駅から順に追加していきます。
もっと深く知りたい人へ
ポイントや転てつ装置の仕組みをさらに詳しく知りたい場合は、鉄道技術の資料も参考になります。
